BGM - Music + Reading Aloud #1

ボクモの看板には、

ワイン

ビール

雑談

と書いてあります。

ふらっと雑談しに寄っていただければうれしいなあという、ま、そんな気持ちを込めてます。

でも、友人（もしくは同僚、もしくは恋人）と雑談しに店に来たら、なぜか、知らない人の話を聞くことになってしまった・・
昨日ご来店いただいた方は、そんなふうに感じたかもしれません。

昨日ボクモでは、初めて「朗読イベント」をやりました。

タイトルは「BGM - Music + Reading Aloud」。

お客さんがわいわいがやがやと過ごしている中、
店の音楽を落とし、ひとりの朗読者が名作を読んでいる。
それだけのイベントです。

午後9時から1時間ほど行いました。

ずーっと耳を傾けてくださった方も少しだけいらっしゃいましたが、
ほとんどは、一緒に来ている人との会話が止まったとき、なんとなく物語の断片が聞こえてくるという感じ。











ギャラは、「投げ銭システム」で、イベント終了後に、良かったと思ったお客さんからチップを頂く形で。
快くチップを入れていただいたみなさまに感謝！です。

朗読者は折出けんいちさん。


飲食店では、音楽が鳴っている空間が当たり前になってます。
でもトークだって、バックグラウンドの役割はじゅうぶん果たせると思います。

問題は、お客さんが、うるさいと感じるか、心地いいと感じるか、はたまた何も感じないか。
朗読者と店の腕の見せ所です。

お客さんのムードを感じながら、一体感のある空間を作ってゆくのがぼくらの仕事です。

メディアの仕事をしていると、ルーティンに流されて忘れてしまいそうになりますが、

「物事を発信するときは、お客さんの顔を見て取り組むことがとっても大切なんだ」と、改めて気づきます。

ま、メディアや飲食店に限らず、客商売ならなんでも同じ。当たり前のことですな。

手探りではじめてみた初回。
まずまず、面白い感じにはなりましたが、色々改善ポイントも見つかりました。

これから、とりあえず隔週月曜日の午後9時～、レギュラーでやってみようと思います。

折出さん、よろしくたのんます。